[レビュー]Hive Squonk Kit:Swedish Vaper UK

皆さん、こんにちは。
本日も自腹レビューですよぉ。自腹だと気持ちは軽くなって良いんですけどねぇ、財布も軽くなっちゃって生活費にまで手を出す羽目になり困り果てております。
そろそろ前に買って使っていないものを売らないと年を越せなくなってしまうかもしれん・・・(切実)
はい、そんなわけでして今回レビューするのはSwedish Vaper UKさんデザインでDeepinMaker(HevenGifts)さん制作のスコンカーキット。その名も、
Hive Squonk Kit
はい、こんな感じで開きます。
中はSquonk Kitと書いてある通り、スコンカー「Hive Squonk MOD」とスコンク対応RDA「Dinky RDA」が入っております。
あるある話なんですが、外箱の内側部分に接着剤が少々漏れていまして中箱を取り出すのに大苦戦しました。硬目の細い紙を突っ込んで接着されている部分を剥がす事で無事開封。この記事のアイキャッチ画像の箱が若干歪んでいるのはこのせいです(笑)。
Hive Squonk Modを取り出すと色違いのパネルが入っております。
今回購入したカラーバリエーションはHoneyComb Version。初期にセットされているのが若干クリアの黒パネルと黒ボタンで、おまけでクリアの黄色パネルと黄色ボタンが入っています。
パッケージ内容。
- Hive Squonk MOD本体
- Dinky RDA本体
- ドリップチップ
- Hive Squonk MODの替え用パネル
- Hive Squonk MODの替え用ボタン
- Dinky RDAの替え用Oリング(ドリップチップ部とデッキ部のみ)
- Dinky RDAの替え用イモネジ
- Dinky RDAの替え用510ピン
- Dinky RDA用のお試しコイルx2
- 六角アーレンキー
- コットン
- 説明書
- スコンクボトル黒x1、白x1
パッケージ内容に書いてある通りシリコンボトルが二種類入っています。
白と黒のお洒落な感じのボトルなんですが、Arctic Dolphinと書かれております。別のメーカーですねぇ・・・
確かに、Facebookグループで購入するようなスコンカーでは別メーカーのスコンクボトルを使っている場合が多いのですが、その界隈では有名なブランドのボトルを使っているから悪くないわけでして・・・
というように感じてしまってはいるものの、作りは良いんです。
私が良く使っているSJMYのボトルと同じぐらいか、前にレビューしたRecurve Squonk MOD付属品と同じくらいで少し固めの押し心地。蓋も金属製ですのでチープな感じもしません。
安くする為なのでしょうけども、Swedish Vaper UKにできないなら何も書かれていない方が良かったなぁというのがスコンカーがマイブームな私の個人的感想です。
パネルを着せ替えるとこんな感じになります。
ボタンも変えられるようになっているので見た目を変えられるのは嬉しい所。
Facebookグループで購入できるMODはこういう感じで着せ替えできるのが良い所ではあるのですが、価格は高めでオプションパーツは別売り。
でもこのSwedish Vaper UKさんのHive Squonk Modは二種類が最初から入っていて比較的安価。Modderさんデザインなので恰好も悪くなく、中華製造なので低価格に抑えられているのは素晴らしい所。
ボタンを変えるとこんな感じになります。
ちなみにボディ、パネル、ボタンの素材はポリカーボネートです。
素材としてウルテムやデルリンと比べれば安価ではありますが、耐衝撃性が強く紫外線にも強い上に難燃素材です。
アルカリ性洗剤や有機溶剤に弱く、傷つきやすいというデメリットはありますが、MODの表面がザラザラになっているので傷ついたとしても気にならないようなデザインになっています。
軽く強度もある作りなので持ち心地も悪くありません。
射出成形故に少々痕が見えてしまっているのが残念ポイント。近くで見ると安っぽく見えちゃうんです。痕は内側にあるので上手く消す事ができれば結構高級感が出ると思うんですが・・・。
ボタンの逆側のデザインはこんな感じです。
このMODの名称「Hive」はハチの巣(箱)という意味ですので、六角形(ハニカム)を上手く使ってデザインされております。
下側には以下のような英文が書かれております。
NOTHING TO SEE THERE (ここには何も書いて無いよ)
REALLY? STILL READING? (え?まだ読んでるの?)
OK THEN… VAPE ON! (じゃあ…VAPEしようぜ!)
イギリス流の心遣いを感じますねぇ。流石は紳士の国です。
折角なので付属品で出来る全てのカラーパターンを。
黒ボタンと黒パネル、黄色ボタンと黒パネル、黄色ボタンと黄色パネル、黒ボタンと黄色パネルで四種類。
その日の気分で着せ替えも可能。これがこの製品の売りと言っても過言では無いはずなのですが、少々着せ替えづらい作りになっております。
ボタンを変えようとするとL字型のプレートを外す必要があります。
大体のスコンカーはプレートを前にずらす事で外す事ができるのですが、Hive Squonk Modは安全性の為なのか簡単に外せない仕様になっています。
L字型のプレートの一部分が下に出っ張る形になっています。
これがボディの一部に引っかかり簡単に外せません。
HeavenGiftsのサポートにメールしたのですが、簡単に外せない仕様になっており薄い板状の物でL字プレートの出っ張り部分を上げて取り外して下さいとの事。
丁寧に対応してくれたサポートの方には感謝しておりますが、板状で金属を押し上げる事ができるような物って何どす?ナイフは持ってないし、カッターだと折れそうだし、ステーキナイフは傷がつきそうだし・・・
仕方無いので細いドライバーを隙間に突き刺し、引っかかり部分を後ろから前に押し上げるようにして取り外す事ができました。
外してみれば、右の写真の赤丸の凸部が左下の写真の青丸の凹部にしっかり嵌っているわけです。そりゃ外れないってばさ。
流石にこのままでは使いづらいのでプレート凸部をくの字型に曲げました。左上の赤丸で囲われている部分が修正後です。こうする事で取り外しも楽に行えるようになり、プレートもそれなりに固定できるようになります。
※愚痴
他の方のレビューも色々見てみたんですが、どの国の人もこの点に触れてないんですよねぇ。この製品の売りのポイントを消したくないのはわかるんですが、購入した側からすると「二度とお前らのレビューは信用しねぇし、提供側も信用できないかもな」ってなるわけですよ。
正直「この製品最高!」だけ言ってるレビューの時代はもう終わってます。そういうレビュアーが世界に腐る程居て検索の邪魔になっている現実。駄目な部分は駄目な部分で上手くオブラートに包むなりして伝えるくらいの努力はするべきでしょう。提供する側される側、どちらも信用されなくなりますよ?
まったく最近のレビュアーはと愚痴ってしまいましたが、本題に戻ります。
Hive Squonk Modはポジティブピン側の接触コネクターとロックリングを外す事ができます。勿論付属のアーレンキーだけでOK。
メカニカルは構造上どうしても接点が汚れてしまうので、こまめに磨いて上げる必要があります。ですのでここまで分解できると磨くのがとても楽になります。こういう工夫は大変嬉しい所。
気付いている方もいらっしゃるかもしれませんが、今販売されている製品は510コネクターが新しいバージョンになっております。
前のバージョンで不評だったボトルのチューブを嵌める先端部分が細く改良されております。ネジ部分も上手く隠されており高級感が増しております。
他の方のレビューで510スレッドの長さが長いRDAだとロックリングに当たってしまって使えないと言うのを見ましたが、新しいバージョンであれば問題無く使えています。恐らくロックリングも変更されたのかと。
接触コネクター自体の位置も変える事は出来るので大体のRDAで使えるはず。
欠点と言うべきはロックした時にロックリングが斜めになるので格好悪いって所くらいです。斜めにはなっていますがしっかりロックされていますのでボタンを押してもビクともしません。本当にガッチリ止まります。
※メカニカルの基本ですが、持ち歩く際にはバッテリーは外しましょう。衝撃でロックリングが外れる可能性は0ではありませんからね。
Hive Squonk MOD寸法
- 高さ:約74mm
- 奥行:約49mm
- 幅:約25mm
- パネル厚:約2.5mm
ここまで約3000文字。
このままDinky RDAもレビューしちゃいますよぉ。
長くて読みづらかったらごめんなさい。
以前、新製品情報で紹介した「Dinky RDA」です。
大変小さい17mm径のRDA(RSA)です。
実寸はこんな感じです。
- 幅:約17mm
- 高さ:キャップ上部まで約21mm、ドリップチップ上部まで約26.4mm
※510部を含めると約30mm
色について
- 今回購入したHoneyComb Versionに付属しているのはガンメタルカラー。
- NightWasp Versionだとブラックが付属しているとの事。
素材について
- HeavenGiftsさん情報ではSS304&PEL。
SS304は筒部分とデッキ部がステンレス。PELは恐らくですがPEIの誤植と思われます。PEIはポリエーテルイミドという樹脂素材です。ウルテムがVAPE界隈では一番有名ですね。だとすればキャップ部でPEIが使われているようなので納得できます。
デッキは腐食に強い金メッキでコーティングされています。
17mmのRDAですので全てのパーツが小さく、内部も小さいのでビルドの幅は限られます。太目のクラプトンは穴の大きさ的にNGですし、熱量的に太目のコイルも厳しめかと。
空気穴は3つ空いており無段階で調整できます。
筒部分もデッキに固定されないので、コイルに空気を当てる場合に色々な組み合わせを試せます。2つの空気穴を少しだけ開けてコイルに当てる等など。
エアーコントロールで少し重めのDLからきつめのMTLまで楽しめますが、風味を出しつつ煙量をコントロールするのは少しばかり工夫が必要になります。創意工夫を楽しめる方には面白いRDAだと思います。
内部はこんな感じ。
キャップ部にも同じく3つの穴が空いており、それを合わせる事で空気量を変える事ができるような仕様になっています。
キャップ部を取り外してみました。
シリコンのOリングが入っていて柔らかいので取り外しは楽々。ただ、切れやすい素材なので筒部分に取り付ける際にはリキッドを塗っておきましょう。
最近のRDAは裏面にも拘りを感じます。
シリアルも今では普通に書かれているのが多いですねぇ。以前はハイエンド製品のみに許された証みたいなものだったんですが・・・(しみじみ)
現在の私のビルドです。
SS316Lの28g、2.5mm径の12巻きくらい。だいたい1Ω前後狙いです。
コイルの位置はもう少し高めでも良いかも?
SS316Lは今まで温度管理用で使っていましたが、今回のような大きさのRDAでは巻き数が多くても良い感じで使えたのは意外な発見でしたねぇ。
・私が思うSSワイヤーを使う場合の注意点
ステンレスワイヤーは放熱性が悪いのでスペースドで組んだ方が良いのですが、スペースを開けすぎてしまうと風味が出なくなるので注意が必要です。よくYoutuberが適当なスペースドで風味が出ていると言っているものがありますが、あれは太目のワイヤーかクラプトンを使っているからだと思われます。28gくらいの細いワイヤーでは写真くらい微スペースドにしないと風味は出辛いですよ。
総評
Pros:良い点
- RDAセットで7000円しないくらいなのでコストパフォーマンスは良い方
- デザイン
- 着せ替え可能
- 軽量(バッテリーとMOD、RDA込みで130g未満)
- イギリスのModderさんデザイン
- 510コネクターはしっかりしているので漏れは今の所無し
Cons:悪い点
- 着せ替え可能なのにL字型プレートが外し辛い
- Dinky RDAのビルドが意外とシビア
- 近くで見ると少し安っぽい
- パネルのサイズはぴったりだが、真ん中の磁石の高さが悪いせいなのか若干浮く
と、こんな感じの総評となりました。
製品自体はプレートの取り外し以外は大きい欠点は無い良い製品と思います。
小さい欠点は幾つかありますが、許容できる範囲の問題かと。
それ故にプレートの仕様だけが何とも惜しい。
もし次のバッチで変更されるなら最高なんだけどなぁ。
どうですか?HeavenGiftsさん?
はい、というわけでいつものリンクを貼っておきます。
もしHeavenGiftsで購入するならセールの時がお勧め。
HeavenGifts Hive Squonk kitのページ
2018/12/01追記
HeavenGiftsさんでMOD単体で販売を開始しておりました。
驚いたのは値段の安さ。この値段ならセールじゃなくてもお勧め。
現在も使っておりますが漏れも無く良いメカニカルスコンカーMODですよ。
一応リンクを貼っておきますね。
HeavenGifts Hive Squonk Modのページ
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